物質感は身体感覚
091219
東京都台東区上野公園内
国立西洋美術館常陳より
P.Cezanne
1885-86
カンバスに油彩
この写真では分かりにくいのですが、額縁に接している最前列の濃い緑は、ナイフを使用しています。セザンヌがこのように押しつぶすようにして絵の具を平たく着けるのはクールベとの関連、そしてモンドリアンの色の調整を思い出させます。絵画空間の物質性とイリュージョンの関係がどのように方向づけられるのか、見えて来るようです。
一枚目の画像はクリックで拡大します。
Nikon D3
AF-S VR Micro-Nikkor ED 105mm F2.8G (IF)
CaptureNX2
PhotoshopCS4
鍋島正世© All rights reserved