|
2011年 09月 01日
![]() 2011? detail original F4 pencil on paper 画像はクリックで拡大します 繋さんの素描 繊細な筆触の積み重なりが生む銀灰色、微粒子の感触を紙と鉛筆という材料から引き出している。その魅力は鉛筆素描ならではのものである。 以前の彼はモチーフに触発されて引く線のうねりに耽溺していて、どちらかというとその線は、立体あるいは空間を描写しようとはせず、線として自立しているところに特徴があった。うねり、もつれあい、モチーフの形を暗示しつつも、あくまでも線そのものであり続け、それが観るものを惹き込む魅力となっていた。 現在その線の志向は調子という別の枠組みの中で構造化された結果、イリュージョンとしての三次元空間の中にある。線は形の表現となる調子へ向かうべく、抑制された使い方がされている。それは以前にも増して精神と神経の集中を要求する仕事である。 以前使用していなかったボカシの上のハッチングというテクニック、紙の肌理のもたらす粒子感とハッチングの網の目の効果の完成度は高い。 微細なうねりへの嗜好は花の素描では、文字通り開花している。 「何故描くのか」という問いへの答えの一つがここにある。 2002年作品はこちら 拙文酷く赤面の至り http://www.hayami.ac.jp/labo/koukai-fri-image/tsunagi/tsunagi.htm © All rights reserve |
アバウト
カテゴリ
タグ
写真(1593)
随想(1536) 意味(1283) 自然(253) 時間(245) 構成(160) 動機(135) 描く(123) 絵画空間(38) 素材(17) 肖像(14) 運動(10) 要素(9) お知らせ(7) 範疇(4) 遍在(3) 以前の記事
2012年 05月
2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 お気に入りブログ
リンク
最新のコメント
最新のトラックバック
検索
ライフログ
おすすめキーワード(PR)
ファン
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||