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2008年 12月 18日

動機の変化 Ⅱ

「取り扱える絵画空間拡張の為のトレーニング」

自分の住み付ける素描空間には思ってもみなかった限界があることに気が付いたのは
植物の素描を試みた事がきっかけとなっている

空間に散っている葉のそれぞれに気を配ろうとすると
葉と葉の隙間にとまどう
一応全部繋がっているけれど
人体のような繋がりとは全く違う

植物を相手とすると
素描の中に入り込めないので
困った

そこで
紙の上で一旦平面化した布置を試みて
それから
深さ方向の空間を考える事にした

奥行きの無い線での間合いにまず集中するという事は
混乱している頭を整理する事となる

鉛筆にはもともと深さを描こうとする性質があるけれど
そこのコントロールがより微妙に要求されるように感じたのは
かなりの収穫となったようだ

自分の素描空間を再検討する事になっただけでなく
鉛筆が可能とする素描空間に対する興味が新たに湧いてきたように思える

素描空間そのものが興味の対象になるとは思ってもいなかった

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2007~2008 紙に鉛筆
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by kobosss | 2008-12-18 00:14 | 素描思考 | Comments(0)


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