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2008年 12月 26日

生活の中の出来事を動機とする

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せまって来た長子誕生の日を想う自分の内面を動機としてみたもの。
自分の中で起きている不明のものに期待していた。
描くとしたら「何をきっかけとするか」はいつも考えてしまう。
ここでは表現主義的な方向に方法を振っている。
心理的精神的なものが対象となっていると言えるのかもしれない。

こういう方法を採ろうとするのは
「問題なのはリアリティであって、
それは
テーマとか内容とは本当は関係が無い。問題なのは表現の必然性なのだ。」
というようにいつの間にか考えるようになっていたからなのだけれど、
現在ではその「必然性」にも括弧をつけて考えている。

例えば、
植物を描こうとすると、
「量」で描いていた自分のそれまでの方法では手に負えないという事が分かる。
そのような事から
素描空間そのものについて興味が湧いてきたという事実には
「必然性」があるにしても
そこでの問題の捉え方、内容と方法には以前とはかなりの距離があって、
正直戸惑っている。


アクリル絵の具を使用しているのは
制作の即興性に対応してくれるのではないかという期待があったからなのだけれど、
反面、
乾燥後の質感に不満が残る事から油彩に再び向かうきっかけともなっている。
ここでは油彩のテクニックをアクリルで応用している。

1991年冬
20F、80M 
綿布にアクリル

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by kobosss | 2008-12-26 12:03 | 素描思考 | Comments(0)


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